同窓会web会報
小坂井高校同窓会報
2018.10
同窓会会長あいさつ・校長あいさつ

会報第20号に寄せて
年々会報の発行が遅くなり大変申し訳なく思っております。
紙面をお借りして深くお詫び申し上げます。
次年度以降迅速に発行できますよう努力する所存ですので何卒ご容赦願います。
さて、この会報も多くの方々に支えられ20号を数えに至りました。
今まで原稿をお寄せ頂いた方々に深く感謝申し上げると共に今後も変わらぬご支援をお願い致します。
より充実した内容の会報にしていくためには会委員皆さんのご協力が必要不可欠です。
毎年恒例となっています総会・懇親会も昨年8月に行われ、担当理事(23回生)の方々のご尽力のお陰で、盛況の内に終えることができ大変うれしく思っています。
前年12月の第1回理事会から当日の二次会に至るまで準備にかかわってくださった方々に深くお礼申し上げます。
大変ありがとうございました。
次年度(平成31年度)は24回生を中心に実施を計画しておりますので、ご協力よろしくお願いいたします。
近年、SNSの普及により友人と連絡が取りやすくなったとは言え、同窓生の住所確認には多大な労力を必要とします。
毎年、当番理事の皆さんやその友人の方々のご努力・ご協力のお陰で総会・懇親会を実施することができています。
総会・懇親会が同窓生の絆を再確認し、さらに深めていただく場になれば、本会の目的である『会員相互の親睦を深める』ことに繋がっていくものと確信しています。
総会・懇親会の案内が届きましたら役員さんの努力に報いるためにも一人でも多く方が参加して頂けることを願っております。
毎年の総会の様子の写真が本ホームページにアップされていますので、一度ご覧いただけたら幸いです。
お子様連れでの参加も大歓迎ですので奮ってご参加ください。(もちろんお子様の会費は頂きません。)
この総会のみならず、この会報についてもご意見・ご要望を広く募集しています。
HP自身を会員皆さんのアイデアでより一層充実したものに育てていってください。
最後に、母校のますますの発展と会員皆さんのますますのご活躍・ご健勝をお祈りすると共に重ねて本会へのご協力をお願いし、挨拶とさせていただきます。
会長 木村 元彦

同窓会の皆様には、日頃より本校の教育活動に御支援・御協力をいただき、誠にありがとうございます。
今年は「大阪府北部大地震」「平成30年7月豪雨(西日本を中心とした豪雨)」をはじめ、夏の酷暑、台風等の異常気象や自然の驚異を実感し、災害等への備えが大切であることを改めて痛感した年でもありました。
さて、本校の進路資料「道標(みちしるべ)~実りある未来(あす)のために~」を覚えていますか。
この名での冊子は平成10年度からですが、同内容の進路資料はこれ以前にもありました。
20年を越えて、小坂井高生の進路意識の高揚に繋がってきました。
資料内の項目の一つに「合格体験記」があります。
平成10年度版の男子生徒は、「・・・1・2年次と違い、クラス全員がそれぞれの目標に向かって進んでいるのです。
一人じゃないんです。
分からない所などを先生に質問に行けばどの先生もすごく嬉しそうに、親切に教えて下さいます。
先生たちも『みんなの目標をかなえてあげよう』という大きな目標をもっているのです。
自分のまわりの人はそれぞれ志望する学校こそ異なるけれど、全員で受験という一つの目標を目指して突き進んでいるのです。」
20年後の平成30年度版の女子生徒は、「・・・受験することが決まってからは絶対に合格しなければならないと思い、毎日勉強に明け暮れました。
本当に辛かったです。
そんな辛くてくじけそうになったときに助けてくれたのが、周りにいる友達や母でした。
相談にのってくれたり、たまに息抜きに付合ってくれたりました。
受験を終えた今では、受験勉強をするには周囲の環境も大切なのだと感じています。
もし、辛いときに支えてくれる人がいなかったら、私はくじけてしまったと思います。
3年間の高校生活でお世話になった先生方、友達、本当にありがとうございました。
小坂井生の皆さん、これからも頑張ってください。」
書きぶりは異なりますが、20年経っても後輩への熱いメッセージが脈々と続いていると気づかされます。
平成30年度版の巻頭言に「10年後の君が後悔しないように決断する」という題で次のことを記しました。
「この題は、今年の3月に卒業した生徒から『(合格した)私立大学に進学しようか、浪人して国立大学を目指そうか、迷っています。』と、相談を受けた先生がその生徒に伝えた言葉です。
私たちはとかく目の前のことを優先し、意思決定しがちです。
時にはそれは必要なことですが、これからの人生のあり方(進路)について決断するとき、限られた数十年の時間をより良いものにするために10年先の自分に思いを馳せることは大切なことではないでしょうか。
1年生の皆さんも、2年生の皆さんも、3年生の皆さんも10年後にどうありたいか、自問自答しつつ日々の意思決定をしてほしいと思います。」
次代を担う生徒たちが、これからも切磋琢磨し、大きく成長できる学校でありたいと思います。
校長 高畑 尚弘
平成29年度 部活動報告
平成29年4月~平成30年3月の部活動報告です。 日々の勉学との両立で練習は容易ではありませんが、部活動を通した人間的成長を目標に取り組んでいます。
全国大会出場 |
弓道部 |
東海大会出場 |
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弓道部 | 吹奏楽部 |
県大会出場 |
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陸上部 | 水泳部 | 弓道部 |
サッカー部男子 | テニス部男子 | 剣道部 |
吹奏楽部 | 演劇部 |
恩師からの一言

10年間ありがとうございました。
小坂井高等学校同窓会の皆様、今年度をもちまして退職となります。
お世話になりました。感謝です。本来ならば、直接お礼のご挨拶を申し上げるところを紙面にて失礼します。
とりわけ同窓会長の木村元彦先生におかれましては、赴任当初の入学式や卒業式では真っ先にお声がけ頂きました。
慣れない環境下で優しく接して頂いたのは、「ホッ」とするものがありました。
そして3人のお子さんが活躍された野球部に寄せる心遣いは、半端なく、公式戦はもとより練習試合においても、わざわざ遠くまで足をお運び頂き、並々ならぬ情熱と激励を賜りました。
また夏の全国高校野球の愛知県予選では、お子さん方が御卒業された後も、毎年毎年格別な御声援を賜りましたことを、心より感謝申し上げます。
現在一緒に勤務させて頂いている校内理事の大森友仁先生にも、一方ならずお世話になりました。
特にここ数年の学校行事では、生徒のために如何に面白くしていくか、またどのようにしたら生徒が行事に興味が持てるか等を、色々な角度で意見を交わしながら、楽しく行事を進めることができました。
時々交わす、たわいもない話に、大きな声で豪快に「ワッハッハ」と笑って過ごすひとときは、この上ない至福の時間でした。
心より感謝申し上げます。
小坂井高校を理解するために、学校通信「はぐま」の沿革を紐解いていくことにしました。
ある号のタイトルには「円楽師匠と歌丸師匠が来校」とありました。
先代円楽師匠と、惜しまれながら亡くなられた歌丸師匠といった国宝級の落語家が来校したのです。
これはPTA研修会の一コマですが、いくら保護者の皆様が拝聴できる研修会とはいえ豪華すぎる。小坂井凄すぎる。
また、同じPTA研修会に、心理学の第一人者であり、性格検査のクレペリンSKKの現社長「麓聡一郎氏」に関する講演会の記述もありました。
氏の講演会は100分を超えるマシンガントークが有名で、企業の採用や社員研修に、超多忙な毎日を送られています。
そのような講師を教室で実施する講演会にお招きできたことは豪華すぎる。小坂井凄すぎる。
次の「はぐま」のタイトルに[スポーツ模範演技会]とありました。
この行事は体育館の竣工記念に開校2年目から始まり、現在は3年に一度開催される体育的行事です。
第2回には、あの水泳のオリンピックメダリスト「兵藤秀子氏」の記述がありました。
プールの竣工記念としてダイナミックな泳ぎを披露していました。
生徒に感動を提供する行事とはいえ豪華すぎる。小坂井凄すぎる。
第5回は卒業生の磯部友晴先生が所属する「筑波大学陸上部」の記述がありました。
磯部先生はインターハイチャンピオンです。
間近でそのチャンピオンの走りを見ることができるのは豪華すぎる。小坂井凄すぎる。
この[スポーツ模範演技会]は、平成29年の開催で21回になっています。
このような講演会や学校行事は、東三河地区どころか県下に誇れる行事となっていると思います。
現在も、感動やすばらしい出会いを経験するため、多くの先生方のご尽力で実現が可能となっています。
チーム小坂井の凄さは、小坂井高校に勤務してからより一層感じるところです。
少し前の[はぐま祭]では、アテネ・北京オリンピックのパラアスリート「佐藤真海氏」の講演会が実現しました。
自身の骨肉腫という大病を経験しながらも、アスリートとして活躍し「乗り越えられない壁は何もない」といったお話には、生徒だけでなく、我々教員も大変勇気づけられたのを覚えています。
前年に東日本大震災という未曾有の災害があり、実家が被災地でもある彼女の講演は、災害の実情を知る機会にもなりました。
また、この会の進行は生徒自らが担当し、入退場時の選曲等もすべて生徒による企画でした。
次の年の[人権講話]は、シドニー・アテネオリンピック女子ソフトボール日本代表チームの監督「宇津木妙子氏」を招聘することができました。
その日は保護者の聴講も可能とし、約1000人規模の会を実施することができました。
あの名言「努力は裏切らない」。シンプルで心に響く言葉を頂くことができました。
また[防災避難訓練]では、小牧空港を拠点基地とする防災ヘリによる救助活動の実際を見学することができました。
防災ヘリが実際にグラウンドへ着陸する様子と、ホバーリングからの吊り上げ救助訓練を見学しましたが、間近で見る着陸や機内の様子は驚きと感動の連続でした。
生徒にとっては、防災意識の向上と消防官への憧れが、増した瞬間になったと思います。
まだまだ小坂井高校には、ここでは紹介できないほどの魅力的で楽しい学校行事はたくさんありますが、そろそろペンを置き退職のご挨拶としたいと思います。
これからも益々の発展願っています。10年間ありがとうございました。感謝です。
近藤至彦先生(保健体育)